【奈良　特許事務所　弁理士】弊所名称

以前は士業事務所の名称は代表者の名前を入れるのが一般的でしたが、近年は様々な名称が使用されるようになりました。

弊所の名称も名前以外を用いています。

そのため、初めてお会いする方からはしばしば事務所名の意味を尋ねられます。

そこで、今日は弊所の名称についてお話します。

先ず、「北辰」ですが、これは北極星を意味し、北極星を神格化すると妙見菩薩になります。

「北辰」と言えば「北辰一刀流」が有名ですが、千葉周作は妙見菩薩を信仰していたため、自身の流派に「北辰」を冠したと言われています。

この妙見菩薩は真理を知る仏様であり、この点が弊所の名称にとって重要です。

一方、我々の資格の名称である「弁理士」ですが、これを訓読みすると「ことわり（理）」を「わきまえる（弁える）」となります。すなわち、弁理士とは、対象となる知的財産の原理や真理を弁え、その知的財産を保護等する職業を意味します。

これらから、「弁理士」たる者は、「妙見菩薩（北辰）」のように「理」を知るべきであるとの思いから、事務所の名称に「北辰」を冠しました。

このように、弊所では、ご相談いただいた内容からしっかりと発明等の原理を理解した上でより良い権利取得ができるよう努めていますので、是非ともお気軽にご相談ください。