【奈良　商標　相談】デザイン経営で新規事業開発！

昨日はVALUEというイベントに参加させていただきました。

VALUEというのは、デザイン経営の考え方を中心として、和歌山県内で長い間育み、守ってきた技術や思いを持つ事業者と、多様な経験を持つ外部人材（デザイナー，ビジネスパーソン等）とが一体となり挑戦する価値創出プロジェクトです。

昨日は、事業者と外部人材とのマッチングを行うためのプレゼン等が行われました。

そこで事業者さんと色々とお話をさせていただきましたが、ある事業者さんから、起業時に知財に関して注意することは何ですかとの質問をいただき、以下のお話をしました。

先ずは、自身が使用する商標が他人の商標権を侵害していないかを確認することです。

あまりネット等にも広告を出さず、小さく事業を行う場合にはそれほど気にしなくても良いと思いますが、VALUEに参加して新規事業開発を行おうと考えている事業者であれば、他人の商標権を侵害していないことを確認すべきです。

J-PlatPatで簡易的には調査を行うことはできますが、最終的な判断は弁理士に依頼されるのが望ましいと思います。

また、必要に応じて商標権を取得することもお勧めします。

商標権を取得することにより、他社の模倣を防ぐことができますし、他人の商標権を侵害する心配をすることなく安心して商標を使用することができます。

このように、起業時だけでなく、新たな事業を開始する際等、新たな商標を使用する際には、商標権に関して考えるよい機会です。

商標は事業者の信用を表すものですので、守るべき商標はしっかりと守り、事業発展に繋げていただきたいと考えます。

弊所では、新たな商標の検討段階からでのご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。